郷土菓子研究社のツールドフランス
二日目
本日は Tours から Blois まで
Loire川沿いを60kmくらい走った
たいした山は無いものの
荷物のせいか
歳のせいか
お菓子のせいか
この街に着いた時には身体が悲鳴をあげていた
特に私のお尻さんとヒザ小僧がわーわー言ってたな
道の途中は
山を削った洞穴のCAVEや
広大なLoire川や
綺麗な街のお菓子屋さんから聞こえる大阪のおばちゃんの声やら
広い自然のなかのかすかな関西弁が記憶に残る
そんな道のり
この街に辿り着くともんのすごい人が集まっていたので
すぐにFacebookで祭りがあるみたい
ととっさ書いたけど
田舎続きで急に目に映った人の群れのせいだろうか
そんな祭りなど無かった
夜になり冷えてきだしたので
18時頃から泊まらせてもらえる家探し
こんな都会で泊まらせてもらえるのだろうか?
日本ならまず無理だろうと思いながらも
家探し
家探し
15軒くらい頼んだけど、やっぱり難しかったな
でも皆さん優しくて、若者の集まるバーを紹介してくれたりもした
40€を差し出しコレでそこのホテルに泊まれると言ってきた人もいた
間違いなく見た感じも悪い人ではない、むしろ優しそうな方だったケド
なんかソコに妙な都会感を感じたり…
もちろんそのお金は受け取らずに
半分諦めながらも
探し続け
なんとかこの迷い子を救って下さる家族と出会えた
ご挨拶を済ませテーブルに並んでいたのは
なんと寿司
本日は寿司の日らしく、少しだけ分けて頂いた
色んな暖かさに感動しながら
楽しい夜を過ごす事が出来た
そして話によると息子Pierreクンは空手家
なんと黒帯
めちゃ日本通ではないか
食後は日本茶を淹れて差し上げた
本日も暖かい布団に甘い涙で枕を濡らし
おやすみ
Ericパパ
Corinneママ
Pierreクン
Marianneチャン
ありがとう
今回ご紹介するのは
Tarte Tatin
日本でもたまに見かけますね
Angersに比べてToursからBloisにかけて
お菓子屋のTarte Tatin率が上昇してゆきます
Lamotte-BouvronというTarte Tatin発祥の村が近くにあるからかな?
明日はソコの村を目指すので明日も多分Tarte Tatinね
さて
このTarte Tatin
何かがおかしいぞ
そう、上の写真の生地の部分!
なんかリンゴっぽいけど生地です!
良い悪い抜きにして、まずソコをつっこみたい
リンゴの炊き具合は甘く
繊維がわりとしっかり残っている
リンゴ汁が若干生地に浸透し
生地がヌチッ
そして上がけに私の嫌いなアプリコットのジュレが
まぁ、なんとも言えない感じだ
ちなみにリンゴの品種はGolden
さてさて
明日のTarte Tatin期待だな