郷土菓子研究社のツールドフランス 四日目
本日はLamotte-beuvron→Orleans→Pithiviers
ちなみにLamotte-beuvron→Orleansの約40km程は
宿泊先のマダムに車で送ってもらいました
毎週月曜日はOrleansで用事があるそうな
決して頼んだワケではありません
そして、ちゃんと自転車で走れよ
そうおっしゃるあなた
良いのです
基本はもちろん自転車ですが
時には電車も使いますよ
疲れたら木陰で休みますし
たまには車に乗せてもらったって良いじゃないですか
森に妖精がいたら一緒に付いて行きますし
大きな亀がいじめられていたら助けます
おにぎりが転がっていたら穴に落としますし
顔が湿っていたら交換します
これが郷土菓子研究社のツールドフランスなのです
:
改めまして
マダムにOrleansまで連れて行ってもらったのですが
なんと
その途中途中のお菓子屋によってくれるという親切さ
マジで優しいよ
そして、マダムとのお別れを済ませ
Orleansを散策
するも、いまいち良いお菓子にめぐり合えず
時間が迫ってきたので出発することに
ちょっと予習不足だったな
反省
出発するも道が分からず本日も聞きまくり
旅中に道を聞くことはよくあって
だんだん行き方説明フランス語が分かるようになってきた
そして、本日も目的地へ辿り着けたのだが
何気にずっと地図無しで行けてるところが
我ながらスゴイと思ったり
とは言いつつも問題だらけなのだがね
今日は、途中迷いの森に入ってしまって混乱させられた
私のほうを鋭く見つめるフクロウに付いて行くと
隣町まで抜けることが出来たのだが
あれは焦った
コレはマジな話
車道の端に立ち止まって次に聞くポッドキャストの選曲をしていたら
とあるフランス人のおじさんが車を止めて話しかけてきた
何を言っているのかイマイチ分からなかったが
どうも私が困っているように見えて助けようとしてくれてるのは分かった
だからPithiviersに行きたいんだけど…
そう言うとおじさんは車を動かし
私に付いてきなさい、と
1kmくらいかな、誘導してくれたんだケド
そのスピードが速すぎて
それはもう必死
おじさんの優しさには感謝するが、ありゃ速いよ
ひたすら何も無い真っ直ぐ整えられた道を走り続けた
こんな感じ1 こんな感じ2
信号一つ無いので25kmノンストップで走り切った
そんなこんなで予想以上の速さでピチビエ到着
と言ってもエエ時間だったので一つだけピチビエのスペシャリテを購入
本日も家探しに苦戦
というか、今日気付いたのが
いつも頼む時に使うフレーズが明らかに流暢になっている
それは本当に素晴しい事だと思うのだが
日に日にNOと言われる回数が多くなっている
なんつーか、もっとぎこちなさが必要なのではないかと…
そんなことを思ったり…
なんとか本日も泊めさせてもらえました
ご家族と
Richard パパ
Christelle ママ
Aymeric クン
Salome チャン
子供達はすぐ寝に行っちゃったケド
パパママは私に腹が減っているだろうと
特盛のご飯を用意してくれた
柔らかく茹でられたソレと鶏肉は
会話をするために殆ど飲み込む勢いで
みるみる私の胃へと吸い込まれていった
今日の迷いの森でのフクロウのお話をしていたら
森は非常に危険がいっぱい潜んでいます
(フランス全土のマップを持って)コレを使いなさい
何から何まで本当にありがとう
っていうかしっかりしろよお前と言われそうですが…
いつか私に天罰が下りますな