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-第三十六回-

 

*Kyrgyzstan_『Bazar..#B』*

 


 

今回も前回に引き続き、中央アジアのバザール特集


中古品の集まるバザールの様子にはソ連時代からのレトロキュートな物品達が

 

東京ドーム数個分くらいありそうな敷地に所狭しと並んでいる

 

さて、掘り出し物の眠る市場へ


ヒュイゴ

 

 

ウズベキスタンマダム達が旦那の為に毎朝使っていた


数年前に旦那も会社を退職し

 

彼らも役目を果たし終えてセカンドライフをどう過ごすか考えている


アイロン

 

 

使い勝手よりもオシャレ重視


"ちょっと暑くったって、この一枚は欠かせないのよ"


 

 

一年で数回使われるの日をキッチンの棚の奥で楽しみに待っている


"この形に焼けるのは僕しかいませんから"


いつも前向きな"挟んで焼く機"

 

 

冷蔵庫の下にボトルが転がる事ってよくあるよね


そんな時はコレ


(多分)ボトルつかみ

 

 

プラスチックの容器に眠る氷


ひねってもひねっても落ちてこない事ってありますよね


奥さん、これがあればもうそんな心配はいりません


(多分)パリッと外せる製氷機

 

 

これがあれば、もう洗濯板はいらない?


しかも、手で絞る必要もない?!!


洗濯機ニュージェネレーション

 

 


コレに関してはどう使えばいいのか想像もつかない...

 

 

 

この子、かなり優秀だったと思われる


現在は大手銀行のマネージャーだと思われる


電卓、革のケース付

 

 

値段は直接書く


日本のようなお尻に優しいものは無い

 

トイレットペーパー

 

 

日本では見ない海賊版達


ジャパニーズアニメもコピーされている


一本70~140円

 


かつて海賊版は闇で売られているイメージだったが、バザールに店を構えるほどになっている


本物しかない世の中では、この国の人たちは映画やアニメを見ることさえできないだろう

 

 

最後に食料品コーナーを少し


お腹が空いたらピロシキ、サムサ

 


リンゴ、バジル、唐辛子入りのアイラン


すっきり美味

 

 

小さいおつりが無いと代わりにマッチ箱やキャンディー、野菜を受け取る


ピーマン要らなかったけど、こういうサプライズはちょっと嬉しい

 

さて、現在はキルギスの山間部の小さな田舎町にいる

 

ここでは毎日色んなご招待を受けて、数日後には羊を一頭狩ってくれると言ってくれている

 

かなり楽しみだ

 

次回はキルギスの田舎生活の模様をお届けしよう