-第三十四回-
*Kazakhstan_『Journey』*
先日6月1日、フランスから自転車での旅が始まって丸一年が経ちました
祝一周年!
という事で、今回は私がどんな旅をしているのかをご紹介しよう
まず最初の一枚
『ジョージアワインと共に走り貴族を演出しながら走る』
自転車乗りから絶賛の非難を浴びる事間違い無い
『マイスイートホーム』
たまに人の声が聞こえたらすっごいドキドキします
大抵、民家の敷地かレストラン横に設置
嬉しい事に、食事を持ってきてくれることも少なくない
『チャイやビールやウォッカを頂く』
走っていると工事現場の休憩中のおじさんとかによく止められます
『警察24時』
警察に止められる事もあります
彼らはスピード違反と勝手な事を言って150€を要求してきました
クソアゼルバイジャンポリスには要注意
『大使館戦争』
VISAの必要な国は近隣の国の大使館で取れます
日本人は他国に比べて断然安い事(無料含め)が多い
この時は本当に先代の日本人に感謝する
そして大体、大使館の人は皆親切
戦争は起きない
図書館戦争っぽく言いたかっただけ
『全員メガネ...』
アゼルバイジャン首都バクー在住のインドネシア人と知り合い、大使館に招待された
馴染みの薄いインドネシア料理に興奮しながらも久々のアジアを感じるひと時
意外な出会いから面白く事が進む
旅の醍醐味
『アジア進出』
一年がかりでようやくアジアの西端へ
アゼルバイジャンからカザフスタンへ渡る船
線路はバクー産のオイルや貨物が運ばれる
野犬が見送ってくれた
『知らない天井』
20時間で着くと言われていたが、強風荒波のせいで4日もかかった
誰に聞いてもいつ着くか分からなかった
幸いにも船が綺麗なのは良かった
それにしても、もう着かないのかとも思った
まただ...
知らない天井だ
『カザフ風きし麺』
カザフスタンで食べた初めての食事"Лагман"(ラグマン)
箸が出たことに感動した
アジアにやってきたのか...
現地の人たちもカスピ海を隔てるだけで一気にアジア顔に
弾力のある麺にスープはロシア風
『お招き』
カザフスタン人が予想以上に親切で驚いた
毎日いろんな人が助けてくれる
人当たりも良いし、居心地が良い
いい国
『服はズボンに入れる派』
路上ではラクダ乳を発酵させた"Шұбат"(シュバット)を売っている
ラクダ乳だが臭みは無く、微発砲のすっきりとしたミルク
と言いたいところだが、たまに臭いのにあたる事もある
夏の飲み物らしいので、運が良かった
『ラクダ』
住宅街にも普通にいます
『チャイ作法』
カザフスタンのチャイはミルクティー
カップにミルク、濃い濃いブラックティー、湯の順に注ぐ
そして、カップの半分で止めるのが作法
カップが熱くならないからと言っていた
皆何杯も飲むので、奥さんがそれを何度も入れるのがカザフスタイル
『電車移動』
中央アジアは時間が無いので電車も使います
特に西カザフスタンはひたすら何も無いので
寝台で500km進みました
そのまま乗り換えてウズベキスタンに入る予定が
"チケットはオレが新しく買うからウチに招待させてくれ"
と、熱いオファーを受けたので、左の兄さんのところに滞在中
親戚がまとまって住んでいて、毎晩みんなでご飯を食べるそう
お母さん達の作るカザフスタン料理をご馳走になりました
『手で食べるカザフスタン料理』
"бишбармаҡ"(ビシュバルマク)
five fingers という意味のカザフスタンを代表する料理
名前の通り手で食べるのだ
驚くのはまだ早い
上は柔らかく煮込まれたラクダ肉
下は味のしっかり付いた馬肉の腸詰
話によると、カザフスタンで一番ポピュラーな肉はラクダ肉だそう
これは美味かった
『奥さん』
ベシュバルマクの下に敷くパスタを延ばす
『ニューテイスト』
バルカイマック(スペル未だ不明)
ラクダミルクキャラメル
『ニューテイスト2』
(名前未だ不明)
ラクダミルクを発酵させたシュバットを煮詰めたモノ
発酵由来の酸味、ラクダミルクの香り
『兄さんのピースが気になる』
お礼に大量にどら焼き作りました
お菓子研究以外の部分はこんな感じです
ホテルには基本泊まらないので現地のお宅かテントなので現地民との交流が多いです
『子供の命』
自転車が落ちて、生まれすぐの子供に落ちんじゃないかと、かなりそわそわした10時間
乗せてくれたのは嬉しいがゴリ押し過ぎ